2012年7月25日水曜日

工務店便り

工務店便りを発送しました。

今回は、商工会で印刷機を借りてみました。
今まで、会社のコピー機で刷っていましたが
スピードが大違い。

うれしくなって動画を撮影してしまう始末です。


早く気付けば良かった。


2012年7月23日月曜日

和室の下地板の交換

和室の改修のお仕事を頂きました。

湿気の多い床下で、
畳の下地の板がふやけていました。

畳そのものも、湿気を吸い腰が抜けたようになっているものも
何枚かあった状態です。



30年ほど前に流行ったパーティクルボード。
湿気を吸い
畳を剥がし、私が乗っただけでボロッ!
アスベストをはじめ、当時はよかれと思ってやったことが
逆にアダとなると言うことが建設業にはつきものです。


もしかして、今私がいいと思ってしていることも
30年後には・・・・・。
等と思いながらも今のベストを尽くすしかないと思って施工しました。


板を剥がすと根太が見えてきます。
何度も防蟻消毒をされていたらしく、とても綺麗です。

ここより下が痛んでいたら大変な大工事になるところでした。

せっかくなので、断熱材も入れ冬も暖かく。




板は、完全耐水のコンパネを使用しましたが、
念には念を入れてコンパネ下に、
通常は壁に使う防湿気密シートを敷き込みました。





実はこの家、私が生まれる年に中澤工務店で施工させていただいたもの。
お茶の時間に大変懐かしい職人さん達の名前で盛り上がりました。

31年経っても、おつきあいしてもらっていることに、
大変感謝しています。



2012年7月20日金曜日

太陽光パネルに火災リスク

全国の工務店の愛読紙、
日経ホームビルダーにこんな記事がありました。

”太陽光パネルを載せた建物で火災が発生し、
消火活動に当たった消防隊員が感電するーーーーー。”


ホームビルダーは
実は太陽光発電が嫌いなのでは?
と思ってしまうほど、太陽光関連のリスクを取り上げてくれます。

そして、熱心な読者であり、臆病な私は、
また、
太陽光発電を取り扱うのを躊躇してしまうわけです。

10年で儲かるか儲からないかの為に、
大切な家を漏水と火災のリスクにさらすのか・・・・。

もっと他のことをして、地球環境に貢献したほうが。

2012年7月18日水曜日

パナソニックのセミナー

パナソニック電工が新商品の発表会とともに
この忙しいのに、二日も続けて
セミナーを二連発で行ってくれました。

初日は、照明の話。
パナソニックの照明器具をデザインする人が
自邸を建てるというリアルな話で、
使ったテクニックなどは
個人住宅に行かせる部分が多々あり、活かしていきたいと思いました。

http://www.ustream.tv/recorded/15673137

この人、住宅に対する愛があふれすぎていて
こんな人もいるのだなぁと感心してしまいました。




二日目は
住宅の売り方の話。

性能がいいのはもう当たり前。
差を付けにくい中で、どういった点を売っていくか?
と言うことを教えてもらいました。

やはりプロとしての研鑽を続けなければいけないし、
それをわかりやすく伝える為の研鑽もしなければいけないのだなぁ
としみじみ。


二日目のセミナーで
パナソニックの三連IHがとっても気になってしまいました。

魚焼きグリルを犠牲にして、IHヒータを横に並べて作業性アップです。

商品写真

もう魚なんか焼かない!
作業がしやすければいいの!

と言う人にはぴったりです。



2012年7月17日火曜日

キャンプ

海の日の三連休、キャンプに行ってきました。

大学時代の友人と妙高に集合です。

それぞれ、妻と子供ができ
あまり羽目を外さず
大人になったもんだなぁとしみじみと実感。



バーベキューで登場した和牛です。
二枚で5000円!!!
こんなに大きくても、勝手に口の中でいなくなってしまいました。


ここで、あまりに楽しくなってしまい、
撮影のことを忘れてしまいました。

取ってあるのは、子供のアップばかり。。。。。

工務店便りで使えそうな写真がありません。




2012年7月13日金曜日

本当の総額

家造りは、やはりお金がかかります。

住宅屋が出す見積もりの他にも、結構出費がかさむものです。

引っ越し費用、
家具、
ご近所への挨拶の品、
小物、
家電、
カーポート、
スチール物置、等々・・・・・。

上げていけば結構あります。
図面の打ち合わせ段階、計画段階では、
”ここは我慢しよう”という気持ちでいても、
いざ、家が姿を現してくると、

”やっぱり、いい家にはでかいテレビだよなぁ”

なんてなってきたりします。

この辺りの費用まで、しっかりと計画に入れておくことで、
心に余裕が生まれるのではないのでしょうか?

家具やカーポートなどは、新築時と同時であれば銀行も
住宅ローンとして貸してくれますしね。


せっかく家を建てるのですから、ちょっと余裕が欲しいものですよね。

2012年7月11日水曜日

匂い

住まいの土地を選ぶ上で見落としがちなことがあります。
でも、住まう上ではとても大切なことがあります。

匂いです。

なぜなら、日当たり、騒音、景観は間取りや、建物の性能によってある程度コントロールできます。

しかし、匂いだけはどこからともなく入ってきて、コントロールできません。
そして、気になりだしたら止まらないものではないでしょうか?

近くのラーメン屋から、工場から、畑のたい肥から
いろんなものから匂いが発生されます。

現地を見たときはよーく注意して深呼吸してみましょう。

さらに、一日の中でも風向きによって臭ってきたり臭わなかったりします。
だから、ここかな?と言う土地があれば
3、4回は時間を変えて見に行った方がいいです。

これから一生住む土地です。
そのくらいの時間を掛けてもいいのではないでしょうか?

2012年7月9日月曜日

価格交渉の注意

土地というのは、大半が価格交渉をする余地があります。

実は、不動産屋も価格交渉をされることを見越して、
若干ですが高めの値付けを売り主にお勧めしています。

ほんの若干です。

例えば、1100万円で売れれば、
まぁいいかと言うような土地は、
1150万円くらいで、看板を出しておきましょう。
とアドバイスしています。

1150万円で売れれば最高だし、
価格交渉されて1100万円になっても
いいかなぁといった感じです。

契約する前に、勇気を出すかどうかで、
システムキッチンのグレードが一つ違ってきますので、是非やってみて下さい。

実際は、間に入る不動産屋がするので
”いくらか安くなりませんか?”
とか、
”この値段だったら決めます。”
と不動産屋に言ってみてください。

でも、価格交渉をするにも注意が必要です。
3点ほどご紹介します。

この辺りを注意しながらどうぞ。



1、買うと決めた土地でしかしない

これは大前提です。
ネットの買い物で、値段を見比べるのとはちょっと事情が違います。

不動産取引において、価格交渉をするとは、
”価格以外の諸条件は全てクリアしている”
と言うサインとして不動産屋も地主も受け取ります。

だからこそ不動産屋は真剣に間に入って交渉をするし、
売り主も”そんなに真剣ならここまで引いてあげようか。”となるわけです。

それを覆すと、もうその不動産屋はやる気を失い
最悪、次の土地の紹介は受けられないと思ってください。

次回、本当に欲しい土地が現れたとしても、
”どうせ、交渉してもきまらないし・・”と
価格交渉をしてもらえない可能性が大きくなります。


2、極端な値引きを要求しない

家電のように、定価から何割引!なんてことはありません。
そして、土地の売買は基本は、売り主と買主は対等の立場。
あまりにとんでもない値引き交渉をすると
その時点で向こうから
”そんな方とはご縁がありませんね。”と
商談を打ち切られてしまうので要注意です。

端数を削るとか、坪あたり5000円とか1万円引いてもらう程度にしておきましょう。


3、値引きがまったくない土地もある

様々な事情により、値引きが全く効かない土地もあります。

A、地主がお金持ち
 世の中あるところにはあるもので、
 ”特に今お金が欲しいわけではなく、
  この金額で売れないなら、売らなくても全くかまわないよー。”
  嘘のようですが、世の中にはこんな人が結構います。

B、何度も価格改定をした
 土地も売れなければ価格を見直します。
 でも、二回三回と見直せばもう、ギリギリです。
 価格交渉をする余裕は残っていません。

C、分譲地
 A区画は50万まけて、B区画は20万まけた、なんてことを、
 後になって住人同士がそれを知ってしまうと、
 トラブルの元です。
 それを防ぐために、どうしても売れ残ってしまった場合以外は値引きをしないのが基本です。




2012年7月5日木曜日

ホームページ

今年は
知名度を上げる活動を頑張る!
と宣言し、チラシを入れる予告までしてしまいましたが、
後になって、

待てよ・・・・。
俺だったら、チラシを見てから、ホームページを見るはず・・・・・。
と思ってしまい、まずはホームページをもっといい物に!!!!

と奮闘しています。


とはいっても、まだ文章を考える段階。

こうして、文章を書く機会が増えたのですが、つくづく思うことが一つ。

ブログを書くのと、工務店便りを書くのと、ホームページ用の文章を書くのでは全く使う頭が違う。

また、全然出てきません。

お酒ばかりが進みます。


タイベックシルバー

なにやら、ヒーローのような名前ですが違います。

壁に貼っている紙のことです。

湿度は通して、水を通さないという性質を持ち
家の中の湿気を排出してくれます。

さらに
”シルバー”
によって、遮熱効果があるとの宣伝文句です。



ネットでは、
家全体で見ると、そこまで効果が無いのでは?
と言う意見もちらほら・・・・・。


まぁ、熱や快適さに関しては様々な要素が複合的に絡んできますので、
紙一枚でそこまで変わるとも思いません。

価格も4倍するし、採用を見送ろうと思ったのですが、
大工さんと建材屋さんがあまりに薦めるので
急遽こっちにしてみました。

壁の中はパンパンの断熱材になる予定なので、
断熱のさらなる向上となると、こういったところをついていくしか無い
というのもありました。

さらに断熱材を入れられるように壁を厚くすると言うのも一つですが、
あまり壁が厚いと家として使いにくいというデメリットが。。。


とにかく、私にとって重要なのは
デュポンのタイベックであると言うことです。
透湿防水シートの本家がこのタイベックなのです。



闘え!タイベックシルバー!
負けるな!タイベックシルバー!




2012年7月4日水曜日

相見積もりのしかた2(ランク分け)

前回、住宅は掛けた値段通りになると言うことをお伝えしました。

相見積もりをしないと不安というのも人情。
止める理由はありません。

でも、価格帯が違う会社で相見積もりをしてもあまり意味がありません。

参考までに、価格帯のランクを分けてみました。
私の独断と偏見ですので、違うかもしれません。
名前を出すわけにはいきませんので、想像力を働かせてください。

(高い)
S  雑誌に出てくる建築家、土曜日AM10:30
A  バーバパパ、ミッキー、中澤工務店
B  ミッフィー、松たか子、唐沢寿明、阿部寛
C    松下奈緒、谷原章介
D  キムタク、クレヨンしんちゃん
E  ケンシロウ、土地と建物2000万円
(安い) 



同じ価格帯の中でも、微妙に方向性が違います。
同じか、隣の価格帯の中で相見積もりをして、

会社全体の雰囲気はどうか?
担当の人は自分の要望に応えてくれるか、要望を超える提案をしてくれるかどうか?
つまり、任せていいかどうか?


それを、相見積もりを通じたやりとりの中で見極めていくのが良いのではないでしょうか?



2012年7月3日火曜日

上棟

昨日7月2日(大安)
弟の家が上棟しました。

朝は天気が悪かったものの、
どんどんと天候が良くなり、絶好の天気の中行えました。

大工さん8人が入り、どんどんと進んでいきます。
八時に開始して、朝十時の段階でここまで晋とは思ってもいませんでした。


構造材のほとんどはプレカットですが、
その段取りが実は大変です。

十数枚送られてくる図面をチェックしては工場に送り、チェックしてはお送り・・・・・。

無事に姿を現してくれたときは、ほっと胸をなで下ろす想いでした。



汗を流し、働く男は皆イケメンです。


2012年7月2日月曜日

相見積もりのしかた1(安くて良い物はない)

住宅を建てるのは、人生の中でも大変大きな出費なので、
相見積もりされるのは仕方ありません。
(相見積もりしないで申し込んでくれる方も大募集です。)






でも、営業マン時代には
正直、勘弁して欲しい相見積もりと言うのもありました。

それは、あまりにも価格帯が違う会社との相見積もりです。

(客)”最後は金額で決めます”
(私)「それなら、当社はどうやったって、そこよりは高いですよ。」
(客)”いや、何とかなるはずです。頑張ってください。”
(私)「何ともなりませんので、そちらに決められたらどうですか?」
(客)”一応見積だけでも御願いします”
              ・
              ・
              ・


というやりとりも多々経験しました。

でも、よく考えてみれば、お客さんはどの会社がどの程度かっていうのも、
分からないものですよね。

住宅業界、営業マンが見積もりを出すのは最後の最後だし・・・・・。

本音を言います。

住宅は、かけた値段通りのものになります

建設業が不況と言われてもう20年。
中間問屋をなるべく減らしてマージンカットとか
業務の効率化でお客様の負担を軽減とかは、
今生き残っている会社はほとんどしています。

安いと言うことは、それなりのものを
それなりの腕の人がしていて、
それなりのアフターサービスが待っていると思っていただいてかまいません。